広川町地域おこし協力隊の募集について
和歌山県広川町は、紀伊半島にある和歌山県の中央北側にある有田郡の南部に位置し、海、山、川の豊かな自然環境や日本遺産「『百世の安堵』~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産~」のストーリーが息づく歴史的な町を有する自然と文化の調和により彩られた町です。また、隣接する湯浅町でも日本遺産「『最初の一滴』醤油醸造の発祥の地 紀州湯浅」に認定されており、隣接し合う両町で連携しながら、観光PRなどの取り組みを始めているところです。
しかし、本町では現在、過疎化、高齢化が進み、高度成長期の昭和時代には9,000人以上いた人口も現在は7,000人を切り、地域を支える担い手不足により、地域力の強化はもちろんのこと、維持すら困難な状況となっています。そこで、都市圏その他町外に在住する方を積極的に誘致し、地域活動に従事していただきながら、地域の新たな担い手として本町への定住及び定着を進めるため「広川町地域おこし協力隊員」を次のとおり募集いたします。
地域の魅力を引き出し、発信しながら、地域活性化に取り組んでいこうという意欲溢れる皆さんの応募をお待ちしています。
1.募集人員
地域おこし協力隊 若干名
2.募集対象
- 年齢は、任用の日に20歳以上の者で、性別は問いません。
- 住民票がある生活拠点の要件が次のいずれかに該当する者。ただし、委嘱前に本町内に定住又は定着している者(すでに住民票の異動が行われている者等をいう。)を除く。
ア 3大都市圏内の地域又は3大都市圏外の指定都市の条件不利地域(過疎、山村、離島、半島等の地域である市町村をいう。以下本条において同じ。)以外の地域から本町へ住民票を異動させた者
イ 3大都市圏外の都市地域又は3大都市圏外の都市地域以外の地域の内、条件不利地域以外の地域から本町の条件不利地域へ住民票を異動させた者 - 心身が健康で、地域に馴染む意志を有し、地域協力活動に意欲と情熱を持って積極的かつ誠実に活動できる者
- 概ね1年以上の活動ができる者
- 普通自動車運転免許を持っている者
- 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条
に規定する欠格条項に該当しない者
- パソコン(文書作成・表計算ソフトなど)の一般的な操作ができる者
3.活動内容
①地域おこし協力隊A(魅力活用ロールモデル)
空き家となった古民家や放棄された耕作地等、広川町に眠る地域資源を掘り起こし、その魅力を活用した「なりわい」を形成することで、自らが移住者の模範事例となり、新たな移住・定住への連鎖を図っていく。
(1)広川町の魅力掘り起こし、活用及び情報発信
(2)古民家活用(宿泊施設、コワーキング施設等)事業、空き家バンク及び移住・定住業務等のサポート
(3)地域のコミュニティ活動への参加
(4)地域おこし協力隊との連携
(5)その他、広川町地域おこし協力隊設置要綱第2条各号に記載する任務
②地域おこし協力隊B(サイクルツーリズムコーディネーター)
広川町を拠点とする新たなサイクリングルートやツアーの造成を目指し、Eバイクの選定を含め、1からプロジェクトの立ち上げに関わっていく。
(1)Eバイクのレンタサイクル運営
(2)Eバイクのサイクリングルート創出
(3)Eバイクを活用したサイクリングツアーの創出、運営
(4)地域のコミュニティ活動への参加
(5)地域おこし協力隊との連携
(6)その他、広川町地域おこし協力隊設置要綱第2条各号に記載する任務
③ 地域おこし協力隊C(デジタルトレーナー)
広川町でICT技術を共同で学習し合える環境を組成・運営することで、地域のICTリテラシー向上を目指す。また、隊員自らがプログラミング等の学習を行うことで、活動終了後には広川町に定住しながらIT業界で働くモデルとなることを目指す。
(1)ICT技術学習組織の立ち上げ
(2)ICT技術学習組織の運営(質疑対応、イベント企画等)
(3)広川町民としてICT業界に従事するモデルの形成
(4)地域のコミュニティ活動への参加
(5)地域おこし協力隊との連携
(6)その他、広川町地域おこし協力隊設置要綱第2条各号に記載する任務
4.主な活動場所
和歌山県広川町
5.身分・任期
- 「広川町地域おこし協力隊設置要綱
」に基づき、町長が委嘱します。
- 雇用期間は任用の日(就任時期は応相談)から年度末までとし、町長が必要と認める時は、最長約3年までの任期延長を可能とします。
6.勤務日・勤務時間等
勤務日や勤務時間等については、広川町会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する規則(令和2年広川町規則第3号)に規定する職員の例によりますが、原則として以下のとおりです。
- 勤務日 月曜日から金曜日までの週5日間。ただし、活動内容によっては、休日に勤務していただく場合もありますが、その場合は、代休対応となります。
- 勤務時間 1日(7時間30分)
標準的な活動時間帯 : 午前8時30分から午後5時00分まで
標準的な休憩時間 : 正午から午後1時まで。ただし、活動時間帯は、活動内容により7時間30分を超えない範囲で変更できるものとします。 - 休日 土日、祝日及び年末年始(12月29日から1月3日まで) ※サイクルツーリズムコーディネーターの場合、レンタサイクルの運営開始以降は基本的に土日祝日が勤務日となり、平日が休日になります。
7.待遇・福利厚生等
- 報 酬 報償費(日額) 6,917円×勤務日数
期末手当 6月、12月に支給
通勤手当 条例の規定により支給 - 福利厚生 社会保険、厚生年金、雇用保険に加入します。
- 住居 町が借り上げた住宅を提供します。ただし、転居にかかる費用、生活備品、光熱水費等は個人負担となります。
- 活動物品 活動に必要な物品、車等は町所有もしくは町で借り上げたものを提供します。
- その他 あらかじめ町長の許可を得たうえで、他の営利活動によって、町が支給する報酬以外の収入を得ることを認めます。
※報酬は、広川町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例(令和元年広川町条例第13号)に準じて支払います。
8.応募手続等
(1)募集期間
定員を満たすまで随時募集します。
(2)応募手順
① 選考前面談
広川町地域おこし協力隊への応募を検討されている方を対象として、選考に先立って行う面談です。行政側と応募検討者者側の情報のミスマッチ防止を目的とし、応募検討者からの連絡に応じてオンラインもしくは対面にて実施します。
選考前面談を経て応募の意思が固まった方には、以下の書類を持参、郵送もしくはメールにてご提出いただきます。
② 第1次審査(書類選考)
上記の書類を審査し、到達後約1週間を目途に結果を通知します。
③ 第2次審査(面接試験)
第1次審査合格者を対象に、広川町において面接試験を実施します。日時、場所については、第1次審査結果を文書で通知する際にお知らせします。面接時には、以下の書類をご持参いただきます。
・住民票の抄本
・普通自動車運転免許証の写し
第2次審査(面接試験)後、約2週間を目途に最終審査結果を通知します。
※応募にかかる経費(書類提出、面談・面接に伴う交通費等)は、すべて応募者の負担となります。
(3)受付担当課
〒643-0071
和歌山県有田郡広川町広1500番地 広川町役場 企画政策課電 話 0737-23-7731(直通)
メール kikaku5@town.hirogawa.wakayama.jp