日本農業遺産認定「有田みかんシステム」・世界農業遺産について
農業遺産について
何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに関わって育まれた文化、ランドスケープや農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を認定する制度です。農業遺産には、国連食糧農業機関が認定する「世界農業遺産」と、農林水産大臣が認定する「日本農業遺産」があります。
和歌山県では、令和2年度までに「みなべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産に、「下津蔵出しみかんシステム」が日本農業遺産に認定されています。
世界農業遺産認定への取り組みについて
令和4年5月26日に、「有田・下津地域世界農業遺産推進業議会」が設立され、下津地域と合同で世界農業遺産認定への取り組みを行っています。
日本農業遺産認定「有田みかんシステム」について
有田みかん地域農業遺産推進協議会で、農業認定を目指していた「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」が令和3年2月19日に農林水産省より日本農業遺産に認定されています。
みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム
「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」とは、日本ではじめて、みかん栽培を生計の手段に発達させるとともに、持続可能な開発を可能にし、当地域を日本一のみかん産地に発展させた持続的農林業システムです。
申請団体:有田みかん地域農業遺産推進協議会
参考リンク
農林水産省 世界農業遺産・日本農業遺産
みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会
海南市 日本農業遺産認定「下津蔵出しみかんシステム」