法蔵寺(鐘楼)(国指定重要文化財)
寺伝によれば、この鐘楼はもと湯浅の勝楽寺にあったもので、元禄8年(1695)に近くの広八幡神社に移築され、明治の神仏分離の際、当寺に移されたものです。
建立年代は不明であるが、形式・技法より室町中期を降らないものと認められ、組物・軒廻りに見るべきものがあります。建物は唐様の形式に袴腰をつけ、通常屋根は入母屋造となるが、寄棟造りであるのは類例が少ないです。
寺伝によれば、この鐘楼はもと湯浅の勝楽寺にあったもので、元禄8年(1695)に近くの広八幡神社に移築され、明治の神仏分離の際、当寺に移されたものです。
建立年代は不明であるが、形式・技法より室町中期を降らないものと認められ、組物・軒廻りに見るべきものがあります。建物は唐様の形式に袴腰をつけ、通常屋根は入母屋造となるが、寄棟造りであるのは類例が少ないです。