洪水からの安全な避難のために
~平成21年8月9日 佐用町災害(台風第9号災害)を教訓として~
家族で一緒に行動(避難)
大人一人での行動はたいへん危険
- 浸水箇所を歩行した経験がなく、危険なことが判断できない
- 危険と判断したときは戻ることを考える
水の流れをあまくみない
慎重な行動が必要
- 河川はん濫の場合は流速が早く、水深がくるぶし以上では歩行が困難
- どうしても浸水箇所を歩行しなければならない場合は棒などを杖にして前方を確かめながら進む慎重さが必要
- 道路中央部は流速が速く、路肩の側は流速は遅いが、側溝・水路があって深みにはまる可能性が大きい
- 膝以上の浸水が発生している場合は、無理に外へ出ない(家での避難)
土地の起伏にふだんから気を付ける

水は低い方向に流れて溜まる
- 水の流れと一緒に歩行すると水深がだんだん深くなり、身動きが出来なくなる
- はん濫が起こると、木製家具、電気冷蔵庫、履物、車等が流れて来る
- 側溝や小河川を横切るような避難はとても危険
- 無理な避難行動はせず、建物の2 階へ待避するなど、状況に応じた避難を行う